アファメーションの作り方
潜在意識へのアプローチに関して重要なことは、いかにその方法が自分に合っていて、良い気分になれるかどうかだな、と感じた時のことを記したいと思います。
私は自分でアファメーションを考えることが苦手だったため、潜在意識を知ったばかりの頃は色々な本やサイトの文章をそのまま使わせていただいていました。
その中でもとくシンプルだと思ったのが「私、大好き!」という自愛のアファメーションでした。
自尊心が低くネガティブな人は、まずは自愛から始めるとよい結果を得られるとのことだったので、試しに1000回アファを「私、大好き!」でやってみることにしました。
しかし、口にしてみるとこの言葉、私にはかなり違和感があったのです。
私は仮に自分を大好きだったとしても、「私、大好き!」なんて優しくて可愛くて素敵な女の子らしい言葉遣いで言う訳がない。
普段の口調がクソうめえ!クソねみい!な自分がいきなりこんなの気持ち悪い。
しかも私は全然自分のことなんて好きじゃない。
こんな思考が止まらなくなりました。
でもきっとこれはまだ潜在意識初心者だからだ、途中でやめちゃダメだ、と自分に言い聞かせ、「私、大好き!」を言い続けました。
結局、500回くらい言い終えたところでギブアップしました。
そのときの自分はなんだか顔色も悪く、気分もどんより暗くなっていました。
その他にも悪い出来事が立て続けに起こり、とても苦しかったのを覚えています。
自分を好きになるためのアファメーションだったのに、結果さらに自分を嫌いになりました。
この失敗を経験してからは、アファメーションは自分で考えて、口に出してみてしっくりくるものだけを使うことにしています。
もしかしたら潜在意識を少しでも知っている方々からすれば当然のことだったのかもしれませんが、私は本当にポンコツなので失敗してから気が付きました。
①現在の自分のどこをどう変えれば理想の自分になることができるか、考えて文章にする。
②言葉遣いに違和感はないか、理想の自分をきちんと表現できているか、実際に口に出してみながら何度も確認する。
③読み終えた後、心がほっこりしたり、じんわり暖かくなったり、すっきりした感覚があれば、自分専用アファメーションの完成。
こんな感じでいつもアファメーションを作っています。
どんなに素敵な意味の言葉でも、顕在意識での抵抗が激しいと潜在意識に入っていかないどころか、拒絶反応が起こるのではないかと思います。
「大好き」に抵抗がある場合は、まずは「いい感じ」「大丈夫」「ありがとう」など、近い意味の柔らかい表現の言葉にしてみたり、良い気持ちになれる別の言葉にしてみたりするのも急がば回れ的な1つの方法かなと思います。
何度も繰り返し唱えれば、抵抗を破り潜在意識に届けることができるというのは本当だと思うのですが、私はポンコツですぐにギブアップしてしまうため、やはり抵抗がない言葉を使うことを最優先しています。
アファメーション以外にも、潜在意識へのアプローチには瞑想やイメージングなどさまざまな方法がありますが、何を行うにしてもまずはその方法が自分に合っているか、良い気分になれるかを大切にしています。
当たり前すぎることを書いてしまい申し訳ありません。
ちなみに上記の出来事の後すぐに「女の子がクソなんて使っちゃいけません」と母に叱られたので、クソをアファメーションに取り入れたことは1度もありません。
それも当たり前すぎることですね。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。